日航株、6議員が保有=株主優待で節約狙ったが…−衆院資産公開(時事通信)

 民主、自民両党の6人が、1月に経営破綻(はたん)した日本航空の株式を昨年8月30日の衆院選時に保有していた。多くは選挙区が東京から遠く、普通運賃の約半額で搭乗できる株主優待制度を利用し、秘書や家族らの交通費を節約していたようだ。衆院選当時、株価は170円だったが、5日の終値は1円。20日の上場廃止を前に、今なお5人が保有している。
 保有最多は民主党の松本龍氏(福岡1区)の3万4713株で、「株主優待を利用していた」(事務所)。次が自民党の伊藤良孝氏(北海道7区)の1万株。事務所は「地元釧路空港に就航しており、日航への応援が目的」という。自民党の鳩山邦夫元総務相(福岡6区)は945株保有。多くの秘書を抱え、買い足すことも考えていたが、「増やさないで良かった」と安堵(あんど)の表情だ。
 唯一売却したのは民主党の津島恭一氏(比例東北)。2005年に落選し、無料で搭乗できる議員パスを失って以降、東京と地元青森の往復に株主優待割引を利用し、節約に努めた。返り咲いた後も4000株を保有し、株価下落を受けて1月中旬に売却したが「90万円損した」(事務所)という。 

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