電通マン「好きだった」副業でフィリピンパブ(スポーツ報知)

 広告代理店最大手「電通」の男性社員が、禁止されている副業でフィリピンパブを経営し、在留資格を偽ったフィリピン人を雇って働かせていたとして、入管難民法違反(不法就労助長)の容疑で、神奈川県警に28日までに逮捕されていたことが分かった。同社人事局業務部に勤務する相模原市の鈴木修一容疑者(48)は「フィリピンパブが好きだった」などと供述している。

 県警国際捜査課などによると、鈴木容疑者は自ら経営する神奈川県愛川町のフィリピンパブ「夜間飛行マニラ・ウイングス」で、2006年8月から今年5月にかけて、不正な在留資格で滞在中のフィリピン人の男女4人=入管難民法違反(資格外活動)で逮捕=をホステスや店員として雇った疑いで、今月20日に逮捕された。

 鈴木容疑者は愛川町に実体のないホームページ作成会社をつくり、フィリピンの関連会社からウェブデザイナーとして転勤させる「企業内転勤」の名目で、日本の在留資格を取らせていた。調べに対して容疑を認め「遊興費やマンション購入で約4300万円の借金があった」と供述している。

 鈴木容疑者は1993年に電通へ入社。現在は人事局業務部で勤務している。電通広報部は「社員が逮捕されたのは大変遺憾ですが、まだ容疑の段階なのでコメントできない」とし、副業については「認められていない」としている。ある社員は、鈴木容疑者の勤務態度について「特筆して語るようなものはなく、普通に勤務していたと思いますよ」と説明。処分は未定だが、懲罰委員会にかけられる可能性が高いという。


 【関連記事】
電通社員が副業でフィリピンパブ、入管法違反容疑で逮捕

福島党首「離脱の結論言えない」…TV番組で(読売新聞)
「牛の角突き」収益の一部を宮崎に寄付へ(読売新聞)
民主・辻副幹事長、検察審査会への接触認める(読売新聞)
反対農家除き終了=ワクチン接種―口蹄疫(時事通信)
<会社役員殺害>新たに組長逮捕、4人目 群馬県警(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。